2012年02月27日

こよみのはなし(5)恒気法・定気法

こよみのはなし(4)恒気法・定気法

を書いたのが2011年2月14日
もう一年たってしまいました。

前回は

>それに比べて西洋の暦のガサツなこと

>という話を次回します。

で終わっています。


ローマの昔、

暦は3月が年の最初の月だったそうです。

暦の本にはたいていこう書いてあります

3月が初めっていったい何?

3月って書くからよくわからなくなるのです。

MARCHがお正月ってことです。
春分のころが1年の始まりだったわけです。

SEPTEMBER(セプテンバー)のセプトってセブンの意味で7です
OCTOBER(オクトーバー)のオクトってオクトパス(たこ)でわかるように8です
NOVEMBER はNINE で9月
セプテンバーは7月だったのです

しかも月の名前があったのは10か月分のみ!
Martius(今のMARCH)〜Decemberだけ
農作業のできない冬のあと60日は月の名前なし!
http://www.vdgatta.com/note_fasti.html

にわかには信じられません
紀元前8世紀の話です

MARCH は31日でした
規則正しく、31,30,31,30,31,30,31,30,31,30だったわけです。

ずいぶん後になって
BC44にカエサル(シーザー)の名にちなんで7番目の月がユーリウス(Iulius)に、
AD8にアウグストゥスの名にちなんで8番目の月がアウグストゥスと改名された

とあります。(これがユリウス暦)

上の31,30の並びをよく見てください
8番目って30日でしょう

アウグストゥスは自分の生まれた月が小の月(30日)であることが気に入らなくて無理やり31日に変えたのです。
とすると31,31,30と続く
ちょっとバランスが悪いので31,30,31にした。

天文なんて全く関係ありません。

のちに冬至のあたりが年の始めとするようになってMARCHは3番目の月になった
でも、9月はセプテンバーのままのわけです。

まったくガサツです。


posted by 藤川竜光 at 01:03 | 暦・占い

こよみのはなし(6)恒気法・定気法

先日

「暦はエレガントな科学」

という本を読みました。



暦(こよみ)はエレガントな科学


占いをするうえでとても重要な指摘がありました。

P65

>唐から明までの歴代の暦では定朔のために定期を使いながら節気自体にはそれを使わなかった

「定朔」とは新月になる日を決めること
新月になる瞬間が23:59か00:01か(2分の違いです)で朔(ついたち)が一日ずれてしまいます。
新月の予想が外れると日食の予想がはずれる。
そのため、「定朔」は極限にまで正確であらねばならなかった。

しかし、24節気を決めるためには恒気を使っていたというのです。

24節気は単純に一年を時間で24等分していたというのです。
太陽が動く速度が季節によって微妙に違うということを発見していながらです。

定期法だと、2033年問題というような、ややここしいことが起こるのです。


こちらを参照


そうかあ。24節気は恒気でか。

どうなんでしょ。
こういう理科の話が好きな人が大勢いて、この手の話はたくさんブログに記述があります。

明の時代までは恒気だったが、それは、遅れた科学のせいではなかったのですねえ。
目からうろこが落ちました。

暦はとても魅力的で、占いをやらないひとも愛好家(?)が大勢いるようです。

これをわかりやすく説くのは私には荷が重いので、とりあえずおしまいにしますね。



posted by 藤川竜光 at 00:31 | 暦・占い

2012年02月26日

もうすぐひな祭り

飾ってみました
K3400013.JPGK3400012.JPG

posted by 藤川竜光 at 20:17 | あれこれ