2011年02月25日

精進

いま、ある修行をしてまして、酒、肉(鶏肉、魚、卵含む)、を絶っております。
もちろんエロスはあり得ません。(これは行中でなくてもなにもありませんが・・)

修行にもいろいろありますが、私どもの場合、特定の仏様についての修法をある一定回数、一日も絶やすことなく繰り返すという形をとることが多いです。

一回の修法を一座と数えます。

今回21座修するつもりでしたが、訳あって28座となりました。

酒、肉(鶏肉、魚、卵含む)を絶つとやせると思いますか?

いいえ、むしろおなかが減って量をたくさん食べてしまいます。

炭水化物や糖分が増えてむしろ体重は増える可能性が高いです。

酒、肉(鶏肉、魚、卵含む)をやめることを精進といいますが、精進料理の精進ですね。
精進はよほどコントロールされた環境でやらない限り、体に悪いというのが行者の間でのなんとなくの認識だと思います。

肉を食べないと、元気がなくなりますね。闘争心が減るというか。フラフラしてくるというか。

植物だって生き物ですから、動物を食べないということが命を奪わないということにはならないと思います。

精進の目的はもしかすると意識の変容をもたらしくなりやすい体を作ることにあるのかもしれません。

決められたことをやるだけです。



暦についても書かなきゃ。


posted by 藤川竜光 at 23:17 | あれこれ

2011年02月14日

こよみのはなし(4)恒気法・定気法

一年を24等分する。

起点は冬至です。

陽が一番短くなる日から数えて一年365.2448日(符天暦)、
現在の数値は365.2422日、差は0.026日 

 一日24時間×0.026
=24時間×60分×0.026
=37.44分
=37分26.4秒

1200年前にはこういう精度で一年を観測していたのです。

365.2422日(365日と5時間48分46秒08)を24等分するにはどうするか?

そんなの24で割るにきまってます。

冬至を正確に観測できれば、15.218425日ごとに節季がやってくるはずです。

一年の期間は正確に分かっているのであとは簡単でしたね。

というか、それ以外に一年を24分割する方法ってあるのでしょうか?


一年を単純に時間で割る。これを恒気法といいます。

実際にずっとこれで暦は作られていました。

しかし、実はこれでは済まなくなります。

一年のうち特別な日は冬至だけではありません。

春分、夏至、秋分もあります。


冬至が天文観測で正確にきめられるなら、当然、他の3日だって正確にきめそいられるはずです。

そして恒気法が予測する春分、夏至、秋分と実際の観測結果はずれてしまうのです。

なぜずれるのか。

それは地球が太陽の周りを一定の速度では動いていないからです。

なぜ、一定の速度ではないのか?

それは、地球が太陽を回る軌道が真円でなく楕円形だからなのです。

なぜ、楕円だと一定ではないのか。

・・と続きますが、これはケプラーの法則とニュートン力学の話になります。

西洋の天文学の成果をとりいれて暦が改正されているのです。

旧暦は古臭くて前時代のものだと思っていませんか?

このように実際の天文観測の結果に合致するようにつくられた暦のつくりかたを定気法といいます。
太陽黄経を24分割するといいますから、地球の太陽を回る軌道を24分割して、その幾何学的な点を通る時間を算出するやり方です。

こういう分単位、秒単位のことを勘案して暦はつくられています。

精緻で美しいですねえ。(うっとり)

それに比べて西洋の暦のガサツなこと、

という話を次回します。

つづく・・・

posted by 藤川竜光 at 17:06 | 暦・占い

2011年02月13日

ふくすけ

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毎年恒例であった旅行会があって、参加してまいりました。
三十年近く続いています。

今年は信州に行ってまいりました。

写真は雪の松本城と併設の博物館の受付にあった福助人形

私は三年参加できなかったものですからずいぶんメンバーがなつかしく思えるかと思いましたが、
もう、最初から、なじんでしまって。

これは親戚ですね。

仲間とも違う、ファミリーとも違う。



写真の福助人形はちょっと不気味ですが、このちょっとした違和感が実は効きます。

呪物(じゅぶつ)としてとらえればこういうものはあんまり美しく、すんなりしていないほうがよいのです。

でも、慣れてないと、違和感ばかりでだめでしょうねえ。
仏像も同じです。

ただ美しいだけの仏像はちょっとありがたみにかけるのかもしれません。
だから古仏が好きです。



posted by 藤川竜光 at 22:03 | あれこれ